石田まさひろ政策研究会

 

「ここは私の自宅です」

神戸市の三ノ宮駅から歩いて数分。
都会型の特別養護老人ホーム+ケアハウスに行ってきました。

建物は13階建てのビル。
特養といえば2~3階建てで、空気の良い場所にあるイメージが強く、高いビルのタイプはあまりないと思います。
でも先を考えると、これから高齢化が進むのは都心部。
土地がないところですから、新たに作られる特養はこのようなビルになるんでしょうね。

つくりはとってもモダン。
正直、自分がここで暮らしたいと思いました。

例えば、今、特養を建築するとして、この建物は3~40年は存続するわけです。
その時の入所者は今の40~50歳代。
つまり、この世代にとっての利用しやすさも意識して、設計をしなければなりません。
また、この世代は今の入所者の子どもたち。
彼らが親を入所させたいと思うような特養にすることも重要です。

都心部にあるので、入所者は街を散歩します。介護者や家族が付き添って外に出かけ、買い物や食事をすることもあるそうです。

でも、一番良いと思ったことは、、、

入所者とお話しすると、「ここは私の自宅です」とおっしゃっていました。

そうです。介護保険の施設は、施設ではなく自宅であるべきです。
日常生活の支援をするのが介護保険。日常生活は施設では営めません。自宅です。

「ここで暮らして幸せです」

入所者の言葉でした。

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