石田まさひろ政策研究会

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.5-103(2017年03月09日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.5-102(2017年03月09日発行)

今週土曜日は、東日本大震災から6年の日となります。
被災された方々、ご苦労なさったすべての皆様にお見舞い申し上げます。

週末に、福島県南相馬市にある民間病院の「大町病院」に行ってきました。

福島県は「技術指導型在籍出向支援事業補助金」という制度をつくっています。役所っぽくいうと「相双地域の医療機関における看護の質の向上のため、看護職員を在籍出向させ、研修会等を通して技術指導を実施した場合に、出向元等が負担する人件費を補助する」という仕組みです。
簡単に言うと、都会から看護職員を一時的に送るとその人件費や赴任費用を県が負担してくれるということ。破格の制度です。

ところが、実際はほとんど活用がなく、この度ようやく大町病院が東京大学医学部附属病院から初めて受け入れたというので、話を聞きに行きました。

技術指導という名目は、確かにその通りなのですが、むしろ送られた看護職員が改めて看護の原点を思い返すということに価値があるのではないかと素直に思いました。

被災直後から、患者さんのために私たちの病院がそして看護が絶対に必要だという強烈な想いをもって力の限り働いた。災害の被害だけでなく風評被害も受け、語りつくせない思いを抱きながらも、毎日外来にくる、そして入院をしている患者さんとふれあい、患者さんにも支えられながら、悲しみだけでなく喜びや感動を得ながら看護をし続けてきた。そんな被災地の現場の人たちに接するとき、都会の大病院で働く看護師は、看護の力を再認識するのだと思います。

被災地を支援しに来てもらった経験が、戻ったときにそこの医療・福祉に寄与できるなら、それが嬉しい、そう大町病院の看護部長はおっしゃっていました。

お互いに成長し合っている感じがしました。

この制度は、送る側、送られる側双方にとって看護の質を上げるための“おいしい制度”だと思います。
活用が進むことを期待しています。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは、事務所の五反分です。

東日本大震災から丸6年が経とうとしています。
被災した方々はもとより日本国民が負った様々な痛みはまだ癒えていません。と言うより、この痛みを忘れずに今を生きていくことが、後に残った私たちの務めなのかもしれません。

岩手の看護大学を卒業しこの春から東京の看護系大学院に進学する学生と知り合いました。生き生きと希望に満ちた目をした看護学生です。陸前高田出身とのことでした。

その地名を聞いて、発災1ヶ月後の2011年4月、故 加藤紘一先生に随行し岩手の沿岸部(釜石、大船渡、陸前高田)を訪問して回った日をまざまざと思い出しました。あの時の思いをこの場で言い表すことはできません。大きな避難場所ではなく、山奥の民家に肩寄せ合う人々や小規模な公民館など物資が行き届いていないだろうところを、現地の方(現 衆議院議員橋本英教代議士)の車で食料などを届けて回ったのを覚えています。

看護を学ぶその学生は、当時高校生だったことになります。震災が彼女に看護の道を志させたのでしょうか。

入学式の日、桜の花は満開でしょう。旅立ちに当たり、彼女には次のことを信じて生きてほしいと思います。
「自然界のことには、人がままならぬこともある。しかし、人間界のことには必ず解決策があり道は開けるのだ」と。

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