石田まさひろ政策研究会

過酷になる日本の玄関口での業務

訪日外国人が順調に増えています。昨年は2400万人を超え、今年に入ってもさらなる伸び率で推移しており、2800万人くらいになると予想されています。

それだけに、国の出入り口が大変になっており、入管、税関、検疫などの体制整備が大変です。

例えば、税関職員は、平成23年から28年まで訪日外国人が287%まで増えたにも関わらず、定員は2-3%増えただけ。公務員の定数抑制の政策の下で厳しい状況です。
業務の合理化や検査機器の充実はしていますが、全く不十分としかいいようがありません。

訪日外国人観光客が増えるのはよいのですが、性善説だけではいけません。
密輸や薬物等不正な事案も気になります。

平成28年、覚せい剤等の不正薬物の押収量が対前年比で3.2倍に急増しました。特に覚せい剤は過去最高を記録。最近は大口だけでなく、国際郵便などをつかった小口の密輸入も増え、件数が増加しているので、それだけ手続き量も増えています。

さらに、金地金の密輸も急増しており、体内に隠ぺいしたりネックレスに偽装したりと巧妙な手口で行われています。不正知財物品や不正医薬品の輸入も増加。
税関職員のいままで以上にいろいろな手口に対する対応を迫られています。

何度か現場を訪れたことがありますが、ある意味職人技と強い緊張感が求められるところ。急激な変化に現場は必至で対応していると思います。

平成29年度も増員したのですが、今後も規模を増した計画的な増員が必要です。

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