石田まさひろ政策研究会

 

遠隔医療が本格スタート

先月、新しい経済政策パッケージが閣議決定されました。
報道などでは、幼児無償化等の議論のプロセスが注目されがちでしたが、医療現場に関わる政策も複数打ち出されています。

その中で、いよいよ導入が目指されているのが遠隔医療です。
導入の仕掛けとして、まずは来年度から施行される診療報酬体制でも、遠隔医療について評価が設けられる見込みです。
また、新たな試みですので、安全で効果的・効率的な遠隔診療の普及のためには、遠隔医療を提供する医療者側が安心て提供でき、また、遠隔医療を受け患者側も納得してサービスを受けることが重要です。そのために、国民に向けた「遠隔診療の基本的な考え方」、具体的な使用事例、遠隔診療の適用に必要な受診機関や患者との合意形成の在り方等、必要なルールを含めたガイドラインが整備され、全体として一貫性のあるパッケージとして今年度内に取りまとめられます。

また、遠隔診療だけでなく、診療後には薬剤処方なども行われますから、遠隔での服薬指導についてもニーズに対応しながら、診療報酬の推進と併せて進める方針です。

いよいよ遠隔診療が本格的に導入されます。提供者にとっても、医療を受ける患者さんにとっても初めての試みになります。医療現場で、安全性が保てるよう、そして効果的な治療体制が提供できるように、私も提言していきます。

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