石田まさひろ政策研究会

銀魚

金魚は色が赤いのに「金」。

 

由来は

・原産の中国では高貴な人しか買えず値段も金と同じくらい高かった

・昔はもっと色が薄く、オレンジや黄色に近かったため「金」と言われた

・中国語でお金が余るという意味の「金余(きんぎょ)」と同じ発音なので金運の象徴になった

 

また、金魚は稚魚のうちは褐色ですが、大きくなるにつれ褐色が抜けて、赤、白、黒、青などの色がついてきます。その過程の中で、褐色がやや薄くなり光の反射がよい鱗を多く持つものは確かに金色っぽく見えます。

典型的なのは「津軽錦」。多くは親になっても褐色のままですが、とくに腹とかヒレの部分がなんとなく金色に見えます。

https://www.masahiro-ishida.com/post-12666/

 

では、金があるなら銀もあるのでしょうか。

 

その通り、「銀魚」という名前の金魚がいます。1960年代に中国から日本に入った品種で、なかなか手に入れることができません。

 

背びれがなく少し長細く四つ尾が長めの金魚です。背中がきれいに整っているものが少なく、きれいな銀魚はかなりレアだと思います。

確かに「銀」といえば銀ですが、プラチナシルバーのような綺麗さではなく「いぶし銀」といったらよいでしょうか。かなり黒っぽい感じのも多く、明るい銀はこれまた珍しいです。

 

たぶん、中国ではまったく、日本でもわずかにしか飼われておらず、近親交配を繰り返してきたため美しい背中の張りを維持しにくくなったことや、ランチュウや琉金のように品評会もないので、品質をあげようとの努力がほとんどないからではないでしょうか。

 

金魚は自然界での競争に耐えることができず「金魚は人がつくる」と言われます。金魚を美しくしようという人の努力があってこそ、今のように美しい金魚が維持されているのです。

 

 

最後に。

金と銀がいるなら「銅」も、と言いたいですが残念ながら銅魚はいません。かわって「鉄」魚という金魚はいます。これは以前紹介しましたので、こちらを。

https://www.masahiro-ishida.com/post-12649/

 

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