真ん丸な体を揺らしながら一生懸命泳ぐ姿が可愛らしく、女性にダントツで人気のある金魚です。私の国会事務所の水槽にも、自宅で孵化したピンポンパールを飼っています。
名前の由来は想像通り″ピンポン”そのままでピンポン玉のような姿と、″パール”は体表に小さな真珠のようなうろこが規則正しく並んでいることから付けられました。
この真珠のような麟は剥がれやすく、また剥がれたら再生しないので、同じ水槽にたくさん飼ったり、硬いインテリアを水槽に入れたりしないように注意が必要です。飼育もほかの金魚と比べてもやや難しく、水の汚れが少ないように頻回に水替えをしたほうがいいでしょう。ピンポンパールは浮き袋に異常が生じやすく、逆さまにひっくりかえってしまう「転覆病」や、沈んだままや浮いたままになってスムーズに泳げなくなることもあります。死ぬことはありませんが、見ていて可哀想になります。
大きな水槽でたっぷりの餌を与えて飼えば、ピンポン玉どころか、ソフトポールくらいの大きさになります。そうなるとさすがに可愛いとは言えなくなりますが。。。生き物はなんでも小さいうちがかわいいですね。
色は、赤、紅白、ミルクホワイト、黒、赤白黒の三色などなど。近頃だんだん増えてきました。いろんなピンポンパールを混ぜて飼うと、水槽の彩りも鮮やかになり、楽しみが広がります。