石田まさひろ政策研究会

庄内金魚

福島県いわき市にある水族館“アクアマリンふくしま”には、日本唯一もっぱら金魚を展示する館があります。そこで以前「北国の金魚たち」というテーマ展が開かれました。
東北、新潟、富山のその地独特の金魚11品種を展示。津軽錦(青森)、庄内金魚、玉錦、鳥海和金、紅雪錦(山形)、会津じょっこ、会津福娘、会津錦、いわきフラっこ(福島)、玉サバ(新潟)、福だるま(富山)です。
ひとつでも知っていたら通です!
「庄内金魚」は名の通り、山形県の庄内平野、余目町で生み出された金魚です。小さいうちはホームセンターの熱帯魚コーナーでも普通に売っているコメットと一見似ていますが、大きくなると長く伸びた鰭が垂れ下り、振り袖を着ているように見えることから、別名「袖り振金魚」とも呼ばれます。体に丸みがつくことや赤の色が鮮明になることも特徴です。
数少ない庄内金魚の養殖販売店で山形県庄内町にある「成澤養魚場」を訪問したことがあります。品評会で優秀をとった庄内金魚の写真を見せてもらいましたが、それは風格のある素晴らしい物でした。こんな金魚を飼いたいと思い、衝動買いしたのはいうまでもありません!
「庄内金魚」の生みの親は阿部治朗兵衛氏とされています。明治7年から金魚の養殖に着手、以来3代にわたり飼育を重ねること約50年。大正12年に念願の選抜固定に成功したと言われています。
「一本緋」という、体横の上半分に吻端から尾ヒレの付け根まで切目ない赤の一本緋があり、一方、腹やヒレに真白で赤が入らないものが上等とされています。最近では「透明鱗(庄内さくら)」、「三色(庄内にしき)」、「柳出目(庄内柳)」などの改良種あります。

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