[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.13-255(2025年6月21日発行)
150日間の通常国会が事実上最終日となりました。今国会でも厚生労働関係の法案を担当し、以下の7つの法案が成立しました。何度か質問に立ちましたので、是非ご覧ください。
・戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法
・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
・労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律
https://www.masahiro-ishida.com/20037-2/
・労働安全衛生法及び作業環境測定法
https://www.masahiro-ishida.com/20047-2/
・社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等
・自殺対策基本法
https://www.masahiro-ishida.com/20050-2/
・社会保険労務士法
通常国会が閉会すると、いよいよ7月20日に投票が見込まれる参議院議員選挙です。
厳しい状況にある医療介護等の現場。そこで活躍する人々を守ることが、国民のいのち・暮らしを守ることになります。こちらも是非ご覧ください。
☆★==陽当たり良好通信====
皆さまこんにちは。事務所の五反分です
石田議員が「これからの看護」を語る時、7つのポイントを挙げています。その中で特に私が注目しているのが「科学技術を活用した看護の革新的な向上」という項目です。なぜ注目するのか? 未来社会を占う“ある概念”を通して見ると、この言葉の「看護」が「介護」に置き換わっても、「運送」に置き換わっても、「教育」でも「農業」でも通用するからです。これらの仕事に共通するものは何でしょうか。それは、「エッセンシャルワーク」であるという点です。つまり社会に不可欠な業務だということ。
では「未来社会を占う“ある概念”」とは? それは、法政大学経営大学院・山田久教授が提唱し、「骨太の方針2025」にも明記された「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」という概念です。骨太の脚注には「デジタル技術等を活用して、現在よりも高い賃金を得るエッセンシャルワーカー」とあります。私の中ではさらに妄想が膨らんで、「AIに代替されない高報酬な現場仕事」という解釈です。
AIはアルゴリズムに従って解答を導くことが大得意です。そういう仕事はAIに代替されるでしょう。でも最先端技術を駆使した現場仕事(手を使う、足を使う、頭を使う、気を遣う)はAIに代替されず、高い対価を得るようになるのです。石田議員の語る未来は、現場に根を張った人たちが報われる社会であるのだと思います。
因みに私の父親は看板職人で、子が言うのもなんですが高い技術を持っていたと思います。「アドバンスト」だったと言えるでしょう。しかし残念なことに「エッセンシャル」ではなかったので高い報酬を得ることはできませんでした。しかし、AIに代替されることのないアドバンスト・エッセンシャル親父だったことは誇れます。