白書・報告書371【白書紹介シリーズ25-07】障害者白書義務教育段階の児童生徒数が減少する一方、特別支援教育を受ける児童生徒は増加しています。2024年時点で特別支援学校8.7万人、特別支援学級39.5万人、通級指導19.6万人といずれも過去10年で大幅増となっており、特別支援ニーズの高まりが明らかです。 https://www8.cao.go.jp/shougai/whi...
白書・報告書511令和7年度食品ロスによる経済損失及び温室効果ガス排出量に関する調査業務調査報告書令和5年度の食品ロス量は464万トンで、経済損失は約4兆円(国民一人あたり3.2万円)、温室効果ガス排出量は約1,050万トンCO2(同84kg)に上ると推計されました。損失は世帯あたり水道代を上回り、排出量は杉10本分の吸収量に相当します。国民に食品ロス削減の行動変容を促すため、身近な指標と比較し分かりやすく示されて...
データ解説451要介護・要支援認定者数の推移要介護・要支援認定者数は年々増加をしつ続けており、令和6年3月末時点で708万人であり、対前年度14万人(2.0%)増となっています。前年度と比べて、特に要介護2以下の認定数が増えています。 出典:厚生労働省老健局介護保険計画課「令和5年度介護保険事業状況報告(年報)」 令和7年8月28日
白書・報告書298【白書紹介シリーズ25-06】高齢社会白書高齢化の速度について、高齢化率が7%を超えてから14%に達するまでの所要年数を国際比較すると、フランスが最も長く127年、次いでスウェーデンが85年であるのに対し、日本は24年となっています。一方、韓国が18年、シンガポールが20年など、今後、一部の国でも日本を上回るスピードで高齢化が進むことが考えられます。 http...
データ解説296第1号被保険者数の推移65歳以上で介護保険の加入者となる第1号被保険者は、令和6年3月末時点で3,589万人となっており、対前年度で4万人(0.1%)増となっています。介護保険制度がスタートした平成12年以降、年々増加していましたが、近年は横ばいとなっています。 出典:厚生労働省老健局介護保険計画課「令和5年度介護保険事業状況報告(年報)」...
データ解説182博士課程進学ではなく就職を選んだ理由修士課程修了後に博士課程進学ではなく就職を選んだ理由として、「経済的に自立したい」が最も多く、次いで「社会に出て仕事がしたい」となっています。また、就職に比べ、博士課程進学時の経済的デメリットも挙げられています。 出典:文部科学省大学院部会(第119回)「【資料1】博士の社会の多様な場での活躍や大学院と社会との接続の在...
白書・報告書280【白書紹介シリーズ25-05】こども白書保育士・幼稚園教諭等の処遇改善は、人材確保と保育の質向上の鍵であり、「こども未来戦略」に基づき進められています。令和6年度補正予算では人件費を10.7%改善。さらに費用の使途を明確化するため、2025年4月から施設ごとの経営情報の報告・公表を義務化しています。加算制度も一本化し手続を簡素化。これらにより処遇改善を着実に...
白書・報告書392第72回18歳意識調査「価値観・くらし」全国16~19歳4,700人を対象に、結婚・子育て観や社会参加意識、メディア利用などを地域別に比較調査が行われました。育児は女性が担うべきとの意識や事実婚・養子縁組を選択肢とする考えは地域差が少なく、また、地方の若者ほど地域行事への参加意欲が強く、都市部は低いこと等が示されています。 出典:日本財団 令和7年8月28日...
データ解説201博士課程入学者の推移博士課程入学者のうち、社会人以外の入学者数は平成15年をピークに減少しています。一方で、社会人の割合は増えており、平成15年度の社会人の入学者は全体の約2割でしたが、令和6年度は約4割となっています。 出典:文部科学省大学院部会(第119回)「【資料1】博士の社会の多様な場での活躍や大学院と社会との接続の在り方について...
白書・報告書176【白書紹介シリーズ25-04】防災白書防災には、自助として災害リスクの把握や家具固定・備蓄、避難訓練、マイ・タイムライン作成などの自助が大切です。阪神・淡路大震災や東日本大震災を経て意識は浸透しましたが、熊本地震後の調査では家具固定40.6%にとどまるなど、令和4年の調査でも取組率は伸び悩んでいます。 https://www.bousai.go.jp/ka...