石田まさひろ政策研究会

金魚の話 | 石田まさひろ政策研究会

趣味の金魚の話を時々します。
家には多い時で50個以上の水槽があり、毎年品評会に出すことをめざしています。
自宅の水槽の管理は、朝5時過ぎから仕事に行く前と帰宅してしばらくして寝る前ににやっています。大変ですが、そこは金魚のため。金魚たちの成長が楽しみです。

京錦
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京錦

東の江戸錦に対し、その尾が長く伸びた金魚を「京錦(キョウニシキ)」といいます。江戸に対する京都ですね。江戸錦より尾の形が難しいのか、なかなか市場に出回りません。もしキチンとした京錦をショップで見つけたらマニアなら「即買い!」でしょうね。   江戸錦より尾がふさふさしているので、人間からみたら優雅さがあってよく...
江戸錦
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江戸錦

らんちゅうは、背びれがなく体がすんぐりとしていて頭に肉瘤が目立ちます。東錦の模様は赤、白、黒、青色で、モザイク模様、透けた鱗が多いです。 その2系統の特徴をあわせもつのが江戸錦。昭和26年に2代目秋山吉五郎氏がらんちゅうに東錦を交配させ作出したものです。以降固定化が進み、昭和32年に「江戸錦」と名づけられました。由来は...
土佐錦
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土佐錦

天然記念物になる金魚がいます。   「土佐錦」もそのひとつ。名前のとおり高知県を中心に飼育されていて高知県の天然記念物に指定されています。   江戸時代に土佐藩で「大阪らんちゅう」と「琉金」を掛け合わせてできた金魚です。僕はもっとも優雅な金魚だと思っていますが、多くの人もそう思うのでしょう、金魚の「...
銀魚
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銀魚

金魚は色が赤いのに「金」。   由来は ・原産の中国では高貴な人しか買えず値段も金と同じくらい高かった ・昔はもっと色が薄く、オレンジや黄色に近かったため「金」と言われた ・中国語でお金が余るという意味の「金余(きんぎょ)」と同じ発音なので金運の象徴になった   また、金魚は稚魚のうちは褐色ですが、...
いわきフラッコ
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いわきフラッコ

珍しい金魚もたくさんいますが、「いわきフラッコ」もその一つでしょう。 福島県いわき市の小野金魚園さんが創り出した金魚です、「会津じょっこ」と「玉錦」の掛け合わせ(これまた珍しい!)だそうです。 いわき市のアクアマリンふくしまの金魚館で見たのですが特に尾が長いものはとても優雅でした。地元の丸みを帯びた体、ひらひらとした尾...
出雲なんきん
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出雲なんきん

天然記念物に指定されている金魚がいます。 高知県の土佐錦、愛知県のジキン、そして今回ご紹介する島根県の出雲ナンキンです。 以前「出雲ナンキン振興会」の松浦巌会長のご自宅兼飼育場にお伺いしたことがあります。たたき池に群永する出雲ナンキンは、それはお見事でした。松浦厳会長と金魚談義は、会長の情熱を感じ、僕もテンションがあが...
庄内金魚
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庄内金魚

福島県いわき市にある水族館“アクアマリンふくしま”には、日本唯一もっぱら金魚を展示する館があります。そこで以前「北国の金魚たち」というテーマ展が開かれました。 東北、新潟、富山のその地独特の金魚11品種を展示。津軽錦(青森)、庄内金魚、玉錦、鳥海和金、紅雪錦(山形)、会津じょっこ、会津福娘、会津錦、いわきフラっこ(福島...
琉金(りゅうきん)
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琉金(りゅうきん)

金魚すくいの和金や出目金と並んで、金魚と言えばというくらい多くの人に親しまれているのが「琉金」でしょう。専門店だけでなく、ホームセンターやペットショップでも比較的手に入りやすい価格で売っています。   歴史も古く、中国から日本に渡来したのは安永・天明年間(1772~1788)と言われています。このルートが“琉...
大阪らんちゅう
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大阪らんちゅう

「らんちゅう」は知っていても「大阪らんちゅう」という金魚を知っている人は少ないと思います。ある意味、幻の金魚です。江戸末期から明治にかけて関西を中心に非常にはやった金魚ですが、戦後すぐに絶減しました。現在は熱心な方々の努力で復元されつつある金魚です。   もともとはマルコといわれる原始的な品種をルーツに持つと...
津軽錦
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津軽錦

江戸時代中期から津軽藩で飼育されていた古い金魚です。当時は武士だけが飼うことが許されていたそうです。ただ命名されたのは昭和2年。登宮(三笠宮)殿下のお目にかけたときで、この際に「津軽錦」と命名されました。さらにこの金魚が新種だとわかったのが昭和10年。それまで地一兀の人は貴重な金魚と思わず飼い続けたようです。 &nbs...

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