白書・報告書164【白書紹介シリーズ24-39】厚生労働白書妊娠期から小学校1年生までの「はじめの100か月」は、子どもの生涯の健康や幸福にとても大切な時期と言われています。しかし、児童虐待による死亡事例の約半数が0~2歳であったり、就園していないこどもは家庭の状況によって周囲の人や環境と関わる機会が左右されたりする等の課題があります。そこで、政府は「はじめの100か月の育ちビ...
白書・報告書122令和6年版死因究明等推進白書令和元年に制定された死因究明等推進基本法に基づき、令和5年度に政府が行った死因究明施策がまとめられています。安全な社会の実現を目指し、医師や警察官の研修、死因究明施設の整備、データベース構築、遺族への情報提供など、多方面で取り組みが進められています。 出典:厚生労働省 令和6年12月13日 https://www.mh...
白書・報告書209【白書紹介シリーズ24-38】犯罪被害者白書犯罪被害者の支援強化を目的に、国家公安委員会と警察庁が司令塔となり、施策の推進体制が強化されました。警察庁には新たに「犯罪被害者等施策推進課」が設置され、支援施策を効率的に進める体制が整えられました。また、関係府省庁が連携し、進捗を点検・評価する「連絡会議」と、その下部組織で具体的な議論を行う「ワーキンググループ」が設...
白書・報告書197【白書紹介シリーズ24-37】原子力白書原子力発電所の解体に伴う廃棄物処理では、廃棄物の量を減らし、安全かつ効率的に処分することが課題です。2005年に導入された「クリアランス制度」により、放射線量が極めて低い廃棄物は、一般廃棄物と同様に再利用や処分が可能になりました。この制度は安全基準を満たし、健康への影響がほとんどないものという国際基準に基づいています。...
白書・報告書165高度外国人人材研究会報告書海外から優れた人材や資金を受け入れることで、新しいアイデアや働き方を導入し、日本の経済を活性化することが期待されていますが、外国人を雇う企業には言語や社内体制などの課題があります。そこで、外国人が働きやすい環境を整えるための対策について検討され、外国人材の受け入れに関する課題や企業の取り組み、社会や制度の問題点について...
白書・報告書244少子化に関する意識調査急速に少子化が進行し、政府が「異次元の少子化対策」に取り組む中、全国の15歳~45歳の男女計6000人を対象に、少子化に対する意識調査が行われました。未婚者の38.5%が「結婚しないと思う」と回答しており、結婚を希望しない理由は「独り身が向いていると思うから」がトップとなっています。 出典:日本財団 令和6年11月29...
白書・報告書2212025年大阪・関西万博に向けた食品ロス削減実証事業報告書日本では、食品ロスが年間472万トン発生しており、政府は食品ロス削減を目指し、「食べもののムダをなくそうプロジェクト」などで啓発活動を進めています。東京五輪では選手村での食品ロス削減対策が実施され、成果が確認されました。2025年の大阪・関西万博でも、来場者への啓発を通じて食品ロス削減を実証し、家庭や外食での行動改善に...
白書・報告書223【白書紹介シリーズ24-36】防衛白書陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の3つが、平時から有事までシームレスに連携して作戦を進められるように、「統合作戦司令部」が設置されることとなり、2024年に東京・市ヶ谷に設置されます。ここでは、陸・海・空の自衛隊を統一的に指揮できる「統合作戦司令官」を設け、指揮系統を一元化します。この新しい体制により、各自衛隊が領域...
白書・報告書236サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた提言サイバー安全保障分野の対応能力を欧米主要国並みに向上させるため、有識者会議が開催されました。官民連携の強化、通信情報の利用、アクセス・無害化の3テーマを軸に議論が行われ、提言が取りまとめられました。 出典:内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室 令和6年11月29日 https://www.cas.go.jp/jp/s...
白書・報告書248【白書紹介シリーズ24-35】環境白書/循環型社会白書・生物多様性白書プラスチック廃棄物は海洋環境や生態系の悪化、景観損失、漁業・観光への影響など多くの問題を引き起こしています。OECDの予測によれば、プラスチック廃棄物の排出量は2019年の3.53億トンから2060年には10.14億トンと3倍に増加し、環境への漏出量も倍増する見通しです。一方で、リサイクル率は9%から17%に上昇するも...