多くの高齢者が自宅や地域で済み続けたいと考えているが、医療・介護など公的サービスのみならず、日常では、買い物や家事などの生活支援も必要となる。しかし、買い物や移動が困難な地域が拡大しており、生活支援サービスについては、行政コストを極力かけず高齢者の生活を支える仕組みつくりが課題となっている。
高齢者の地域での生活をコミュニティで支える新たな手法を検討するため、ニーズの調査と高齢者の生活支援を先駆的に行っている事例を調査し、日本における高齢者サービスの実態の把握と課題をまとめている。また、アメリカの事例調査も同時に行い、高齢者の住まいと生活支援を日本と比較し、新たな支援の在り方の必要性を述べている。
https://www.mlit.go.jp/pri/houkoku/gaiyou/pdf/kkk164.pdf
令和3年10月
出典:国土交通省国土交通政策研究所