[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.8-184(2020年3月19日発行)
新型コロナウイルス対策に対し各所からいろいろなご意見をいただいています。それに応えられるよう、政府と連携しながら、積極的な対応に全力を尽くしています。
様々な課題のご指摘は、改善につなげていかねばなりません。ただ世界的にみれば日本は「人口あたりの感染者数や死亡者数」がかなり低く抑えられており、一人一人の苦労や努力は充分意味あるものになっていると評価を受けています。
感染者を治療している医療現場では、スタッフたちの努力が続く一方で、病院やスタッフ、その家族に対する誹謗中傷があると聞きます。悲しい気持ちと腹立たしさが一緒にこみ上げてきて、このようなことは絶対に止めていただきたいと強く思います。最前線の大変さを国民全体で分かち合うことにより、医療機関が通常どおり機能し続けることが極めて重要です。
さて、医療機関では通常診療に加え新型コロナ対策で大変な状況ですが、さらに4月1日からの診療報酬改定の準備も佳境にはいっています。
この季節、例年なら私は診療報酬に関する講演で通常は土日がなくなるのですが、今年はすべてキャンセルになりました。一方、個々の改定事項に関する意味や考え方を伝えてほしいとの声も届いています。そこで「石田まさひろ政策研究会」サイトでは、週2~3回、テーマごとに考え方をまとめたものをアップしていくこととしました。官僚やコンサルタントの説明とは違い、将来ビジョンを含めた政策的な意味付けを重点的に解説したいと思います。
来週からこのHPにアップを始めますので、ご覧ください。
☆★==陽当たり良好通信====
皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための日々の取組みにより、生活に疲れが見えたり、事業に不安を抱えておられたりすることと存じます。前回に引き続き、様々な現場の最前線でご尽力なさっている皆様に、感謝と敬意を申し上げます。
先週の日曜日、隅田川沿いの遊歩道に連なる公園に行ってきました。通勤の途上、サクラが八分咲きであるのを見かけていたからです。うららかな日でもありましたので、いつにも増してたくさんの子ども達が来ていました。仲間と走りまわる子たちの中に、半袖の子が多くいるのにはびっくりしました。
川向こうの東京スカイツリーを背景に、満開のサクラを撮影します。青空にスッとそびえ立つスカイツリーに、手前のサクラがたわわにかぶせかかる様はとても見事で、自分の写真の腕が上がったかのように錯覚します。
サクラの幹に札がかかっていて、見ると「ヨウコウザクラ」と書いてありました。早速ネットで調べます。「陽光」という品種で、戦時中愛媛県の青年学校で農業教師だった高岡正明という人が、戦死した教え子たちの冥福を祈り、どんな気候の下でも花を咲かせる桜を20数年の歳月をかけて作出したものでした。彼はこの品種を平和のシンボルにしたいとの思いから、私費で内外各地にこの苗木を送り届けたのだそうです。「伯方の塩」という会社の初代社長でもあります。
隅田川の堤防沿いに陽光桜は並木となって、母親が飛ばす無数のシャボン玉をはしゃぎ追いかける女の子を遊ばせておりました。