【2040年を考える 〜厚生労働白書を読みながら〜】01_人口の長期推移と死亡者数
令和2年版の厚生労働白書は新しい年号の始まりらしい特集を掲げた。「令和時代の社会保障と働き方を考える」だ。平成の30年間を振り返えると同時に2040年までの未来を展望している。50年間の道のりだ。 01_人口の長期推移と死亡者数 まずは人口構成。 今後は、高齢者数の伸びの鈍化と 64 歳までの人口減少の加速により、高齢...
令和2年度 大学等卒用予定者の就職内定状況調査報告
今年大学等を卒業予定者の就職内定は、新型コロナの影響を受け、12月1日の時点では昨年と比べ、大学が98%→82%、短大が97%→57%、高等専門学校が100%→91%と大きくマイナスとなっている。 令和3年1月15日 文部科学省 https://www.mext.go.jp/content/20210108-mxt_g...
【2021介護報酬改定を考える06】科学的介護の推進
漠然と介護を行っていてはならない。根拠をもって介護を行い成果を出すべきだというのは今や当たり前の考えだろう。そのために介護報酬で使われているツールがCHASE・VISITである。今回改定で一体運用をすすめ、参加する事業所を大幅に増やすつもりだ。 CHASEは、Care・Health。Status。Even...
平成30年高齢期における社会保障に関する意識調査報告書
厚生労働行政施策の企画・立 案のための基礎資料を目的に行われた意識調査。 老後の生活感のイメージ、老後の不安、老後の生きがいなど、我が国の老後の生活についてどのように感じ、 どのように過ごしているか、社会保障制度のとの関係性をどのように考えているかなどが分かる調査となっている。 令和2年12月22日 厚生労働省 htt...
【2021介護報酬改定を考える05】介護職員等特定処遇改善加算の見直し
介護職員不足に対し鳴り物入りで導入されている介護職員処遇改善加算。この見直しを今回改定でも行う。 今は、普通の介護職員を1とすると、経験・技能のある介護職員はその2倍以上、そのほかの職種の職員は半分以下という配分のルールがある。しかし、最近の実態では経験・技能の有無で2倍以上の差をつけるのが適切かという状況になっている...