石田まさひろ政策研究会

 

【2021介護報酬改定を考える06】科学的介護の推進

漠然と介護を行っていてはならない。根拠をもって介護を行い成果を出すべきだというのは今や当たり前の考えだろう。そのために介護報酬で使われているツールがCHASE・VISITである。今回改定で一体運用をすすめ、参加する事業所を大幅に増やすつもりだ。

 

CHASEは、Care・Health。Status。Eventsの頭文字を組み合わせた言葉で、介護分野で利用者の状態と利用者の情報を集めて蓄積し、そのデータベースを活用して介護の質を上げていこうという取り組みである。一方、VISITはリハビリテーションに関する情報の収集である。今は、加算の要件化することで事業所にデータの提出を促しているが、今回の改定で本格運用に大きく近づく。

 

データの収集領域は、リハビリ、栄養、口腔、認知症にまで広げ、施設・多機能・居住・通所の各事業所からデータを集める。それを分析し、事業所単位・利用者単位で活用してもらうという仕組みをめざす。

 

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