農林中央金庫等の預貯金者の保護、信用秩序の維持を目的とする法律として「農水産業協同組合貯金保険法」がある。この機能を強化する。
背景には、農林中金の資産の活用が国際的に活発になっており、「グルオーバルな金融システム上重要な銀行」に位置付けられるかもしれない状況になっている。それに備え、非常事態が起きても秩序ある処理ができるようあらかじめ措置できる仕組みをつくっておく。
具体的には、農水産業協同組合預金保険機構の機能を強化し、農林中金に対し資金の貸し付け等や優先出資の引き受け等をできるようにし、あわせて業務の遂行等の監視や役員んお解任・専任等をできるようにする。