石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.8-193(2020年8月13日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.8-193(2020年8月13日発行)

いつもと違うお盆休みを迎えています。今回は寿命について数字を見てみます。

ニュースでご覧になった方もいらっしゃると思います。先日発表された令和元年簡易生命表では、女性の平均寿命が87.45年、男性が81.41年でした。昨年よりそれぞれ0.13年、0.16年伸びています。

ニュースはたいていここまでですが、もう少し掘り下げてみましょう。

高齢者と定義される65歳では、平均余命は女性が24.63年、男性は19.83年。子供が大人になる時間よりも高齢者と言われる年齢に達してから寿命が尽きるまでの時間の方が長いのです。
この間に何をしたいのかを一人ひとりが考える、というのが高齢化との付き合い方なのでしょうね。

もう一つ、平均寿命の伸びに対して死因がどう影響するかというデータも発表されています。
女性の場合は、心疾患(高血圧性を除く)、脳血管疾患、悪性新生物。男性は悪性新生物、不慮の事故、心疾患(高血圧性を除く)です。高齢男性の事故、特に気をつけましょう。

詳しくはこちらを。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life19/index.html

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

今年の正月「後でじっくり読もう」と思ってそのまま取っておいた元旦の新聞を開いてみました。まず感じたのは、「チラシが多い」。正月の新聞というのは、分冊というかテーマごとに何部かに分かれていて雑誌で言うと分冊のようになっています。7か月前の新聞の束を取り出して、目を引かれたのは「第四部 文化」でした。

その第一面には紙面の3分の1を割いて、足を踏み出す女性が描かれています。浅葱色(あさぎいろ)の衣を翻し、朱の帯をなびかせる颯爽とした若い女性です。表題もまさに「踏みだす」。紙面に大きく「令和新春 凛々しく 前へ」とあります。

作者は蒼野甘夏(あおの・あまなつ)さんという札幌在住の画家さんで、紹介欄によれば「1973年北海道生まれ。(中略)現代性を盛り込んだ美人画に定評」とのこと。作者は「(生地は)ほんとうに何もない農村で、野山を駆けまわったり、畑仕事を手伝ったりしながら育った」と語っています。紙面に描かれた絵は、アイヌ民族の昔話をモチーフにしたのだそうです。子のない夫婦に育てられた犬が未知の世界に飛び出し、後に人間の女性になる話。「崖に着地した犬をはだしの女性として表現してみた」とのこと。春を告げるユキヤナギの花びらの連なりを背景に、大地に降り立った女性は凛とした眼差しを前に投げかけています。

1月1日にこの新聞をポストから取り出した時に思い描いた夏とは違う夏になったけれど、「踏みだす」という気持ちだけは、どんなときも心の中にあっていいのではないでしょうか。たとえ心の片隅でも。「今」ではなく「いつか踏み出す」でも。

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