石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.8-198(2020年10月29発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.8-198(2020年10月29発行)

今週月曜日に第203回臨時国会が始まりました。

初日、天皇陛下御臨席の開会式の後、衆参両院で菅総理大臣の初めての所信表明演説がありました。安倍前総理大臣の演説は具体的な事例や市井の人の言葉などが織り交ぜられ動きのあるものでしたが、菅総理の演説は政策を次々に訴え実務的な感じでした。スタイルの違いですね。

冒頭は、コロナ対策への決意と医療・保健所・介護等の現場の皆様への感謝、そして経済の回復への取り組みから始まりました。関心が高いワクチンについては、安全性有効性を最優先としたうえで、来年前半までにすべての国民に提供できる数量を確保し、高齢者、基礎疾患のある人、医療従事者を優先して、無料接種できるようにすると明言しました。

議場が一番どよめいたのは、「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。」というところです。30年先の話ではありますが、方向性を明言したことで、各々のグリーン社会への取り組みが評価されることになるでしょう。菅総理大臣といえばデジタル化のような感じがしますが、グリーン社会を前面に出したのは世界の潮流を踏まえると大きなことです。

昨日から所信表明演説に対する各党の代表質問が始まっています。来週からは、予算委員会の開催も見込まれており、国会での議論が進んでいきます。

 

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

コロナ禍により、2月から車通勤しています。裏を返せば通勤電車に乗っていません。

それにより良かったこと=「満員電車による対人ストレスがない」。

人間にはパーソナルスペースというものがあるらしく、この中に立ち入らせる人は限定されているはずなのに、満員電車にはそれがない。ここから解放されたプラスは大きいです。

悪かったこと=「車の運転によるストレスがある」。

どんなに自分が安全運転していても、危険な行為をする人はいるもので、ヒヤッとしたり、腹が立ったり。東京の通勤時間帯は、車の満員状態です。でも考えてみたらこれも「対人ストレス」の一種なんですね。

人にとってストレスの最大の原因はヒト。しかし、心の支えの最たるものも人でありましょう。
兼好法師は隠者文学の代表者として知られています。出自や経歴について諸説ありますが、『徒然草』を読む限り、厭世と俗世を行ったり来たりしている感じです。そこがたまらなく魅力で、700年の時を超えてこのおじさんのボヤキを聞くのが楽しみです。

 

 

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