石田まさひろ政策研究会

 

【第203回臨時国会 法案解説シリーズ06】生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案

【第203回臨時国会 法案解説シリーズ06】生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案

第三者からの精子・卵子、胚の提供さらに代理母などの生殖補助医療は、実際に行われていますが、法律の整備が不十分です。難しいことですが、深く議論し法律を整備をしなければなりません。

この法律案は、民法に特例をつくり、第三者の卵子又は製紙を用いた生殖補助医療で出生した子供の親子関係を規定します。

この上で、付則に、おおむね2年を目途に生殖補助医療の規制の在り方等について検討し法制上の措置をすることを明記しました。ここがポイントです。つまり、難しいからといって議論を先延ばししないように、法律で縛るということです。

今後2年での検討項目は、
〇生殖補助医療及びその提供に関する規制の在り方
〇生殖補助医療に用いられる精子、卵子又は胚の提供又はあっせんに関する規制の在り方
〇生殖補助医療の提供を受けた者、精子又は卵子の提供者及び生殖補助医療により生まれた子に関する情報の保存・管理、開示等に関する制度の在り方
といったものです。

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