石田まさひろ政策研究会

 

日本の誇り はやぶさ2 

12月6日、はやぶさ2が小惑星“リュウグウ”の試料を携え、6年間約52億4千万㎞の旅を経て地球に帰還しました。切り放されたカプセルは、無事オーストラリアのウーメラ砂漠で採取されました。

リュウグウは、太陽系が生まれた約46億年前の水や有機物が今でも残されていると考えられており、太陽系誕生や生命誕生の謎を解くカギとなるのではないかと言われています。地球では太陽系が生まれた頃の物質は、内部でマグマとなって溶けたり、太陽の放射線や風を受けて変化したり、蒸発したりして残っていないそうです。小惑星からサンプルを採取し地球に持ち帰るのは、はやぶさに続き2例目。他国では成しえていない日本の誇りです。

持ち帰ったカプセル内には、黒っぽい砂の粒が確認されています。、JAXSA宇宙科学研究所の施設内でこれから本格的な分析が行われていきます。はやぶさ2が、1年以上かけて観測したリュウグウのデータとともに分析され、謎の解明に迫っていくでしょう。

はやぶさ2はその足で、小惑星「1998KY26」へ次なるミッションを完遂するため、再び旅に出ました。これを書いているとき、既に地球から約4,8090,000㎞離れた宇宙を、秒速約4㎞で飛行しています。多くの人々の夢と希望を乗せた今回の旅は約11年、今から楽しみです。無事の帰還を願っています!

■はやぶさ2プロジェクトサイト

http://www.hayabusa2.jaxa.jp/

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