石田まさひろ政策研究会

 

【第204回通常国会法案解説シリーズ03】踏切道改良促進法等の一部を改正する法律案

踏切道は数も事故も着実に減少しているが、依然として踏切事故は2日に1件、開かずの踏切(ピーク時の遮断が40分以上)は500か所もあります。

平成30年6月の大阪北部地震の際には、駅間に列車が停止し多くの踏切道の長時間遮断がおき、通常では数分で到着する救急車が、う回路を走り40分以上かかるという事例も発生しました。

そこで、踏切道の改善をさらに促すため、改良が必要な踏切道を国土交通大臣が指定し、う回路の整備や踏切前後の滞留スペース確保なども含め、機動的に対策を打てるようにします。

さらに、災害時の電柱倒壊や倒木などを減らすため、電柱などの工作物を線路そばに作らないようにする工夫や、倒木を事前伐採できる仕組みを導入します。

あわせて、道の駅の駐車場を防災拠点として、利用する手続きも定めます。

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