石田まさひろ政策研究会

【令和3年度文部科学関係予算1】ナショナルバイオリソースプロジェクト(12億3100万円)

バイオ系の研究や商品開発のための、様々な生物の組織、細胞、遺伝子、それらの情報等のリソースが必要になります。研究所が自分達の研究のために独自にリソースを集め管理しているスタイルが多いですが、国家としてもリソースを整備しライフサイエンスの発展の下地をつくることが重要だと考えます。

文部科学省は20年ほど前から、ナショナルバイオリソースプロジェクトとして、バイオリソースの効率的・適正な収集管理を行っています。この事業によるリソースは、令和元年でいうと6,000件以上活用され、2,000以上の論文に繋がっています。

今年度補正予算から、新たにウイルスも対象とすることになります。これも、今までは研究所が独自でそれぞれの興味のウイルス株を管理しており、担当者次第で逸失する可能性と隣り合わせの状況でした。これを中核拠点に収集しリスト化し、研究者が問い合わせれば使える体制を作ります。

維持管理する地道な事業で、予算削減の対象になりやすいと感じますが、こういう地道な努力があって初めて研究や商品開発が花開くことを考え、きちんと続けてほしい事業です。

 

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