わかしの会で以前「ドラッカーとナチスとボランティア」というタイトルで興味深いお話していただいた田中弥生さんがコメントを書いていたので気になっていたこの映画見てみました。
「帰ってきたヒトラー」
http://gaga.ne.jp/hitlerisback/
議員になってから映画は国際便の機内でくらいしか見ていなかったので久しぶりの映画館でした。
始めは館内の客から笑い声が結構あったのですが、後半一気に思考モードに。現代によみがえり、芸人と間違えられてテレビやネットで人気者になったヒトラーと、彼に引き込まれていく人々の行動から、民主主義の危うさを充分に表現した映画でした。
ヒトラー役を演じた役者さん、とても演技がうまく、人は他人の目に見える言動に引き込まれていくんだなぁと感じました。
でもヒトラーはヒトラーです。
タイトルは「帰ってきた」ですが、実は「居続けている」かもしれません。