石田まさひろ政策研究会

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.10-224(2022年4月14日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.10-224(2022年4月14日発行)

 

4月4日に行政監視委員会が開かれ、質問の機会を頂いたので、行政監視の視点から診療報酬のあり方を問いました。

診療報酬は厚生労働省が告示する事項なので、国会では審議されません。しかし、診療報酬の改定はあまりにも強く医療現場に影響を与えるため、そのあり方が適切なのか、立法府としてもしっかりと見ていく必要があります。

 

全体論としては、2年に1度行われる診療報酬改定のあり方です。改定する内容が明らかになった後、施行されるまでの期間があまりに短く、医療現場ではその対応に混乱するということが繰り返されています。システム変更、スタッフの研修、届け出作業など負担も大きいため、改定頻度や施行日、改定方法などの見直しを訴えました。また、入院料の算定要件の一つ「平均在院日数」は、言葉の意味と実際の算定式が全く違っており、現場に誤解を与えていることから、「病床回転率」など呼び方を変え、政策の狙いと言葉の意味を一致させるべきだと主張しました。

 

いま、医療現場では4月1日に改定された診療報酬の対応に追われています。その大変さが軽減されるよう、今後もこの活動を続けていくつもりです。

 

 

☆★==陽当たり良好通信====

 

 

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

二十歳前の学生たち200人ほどを前に、先日はっきり伝えたことがあります。「この世は悪意に満ち満ちている」と。トップに立つ者が自分の気持ちを優先して一般の者の利益を損なう、しかも自己の行動を「正当化」する理屈をひねり出して。そんな身も蓋もないことをなぜ学生に語ったのかといいますと、ウクライナ関連のニュースを日々目にして、彼らが陰鬱な気持ちに取りつかれているのではないかと恐れたからです。前述の言葉に次のように続けました。「でもこの世は、それと同じくらい善意にも溢れている。大事なことは無力感や虚無感に飲み込まれないことだ」

私たちは、「この世が悪意に満ち満ちている」ということを所与の条件として生きていかねばなりません。それを認めた上で何を為すかを問われているのでしょう。個人として戦争犯罪を止めることはできませんが、国民として対応を政府に委嘱しています。もどかしいけれど納税や投票で政治につながっているのですから、自分たちもこの世の改良に貢献しているという気持ちを持ってよいのだと思います。それに加えて「一隅を照らし続けること」。

大きな船は船底に穴が開いても沈みません。「水密隔壁(防水隔壁)」というもので仕切られているからです。心にも隔壁を持とうと思いました。一つの区画が悲しみに浸食されても沈没してしまわないように。

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