石田まさひろ政策研究会

 

医療職俸給表(三)級別標準職務表の見直し

看護師の賃金は、入職当初は他の医療職よりも高いものの、その後、経験や知識を積み、キャリアアップを重ねても賃金が上がらず、「寝たきり給料」と呼ばれています。このような賃金の推移は看護職の責任の重さに見合ったものではなく、この改善が長年の課題となっています。

長年の課題である「寝たきり給料」を改善するため、全ての看護師の処遇改善のため、まず第一歩として、国家公務員看護職の俸給表である医療職俸給表(三)の昇級基準が改正されます。改正により、管理的立場にある看護師や、特に高度な知識経験に基づき困難な業務を行う看護師は、より高い職務の級への昇格が可能になります。

多くの病院の給与表は医療職俸給表(三)を参考にされていることが多いため、この改正をきっかけに、各病院も給与表の見直しに取り組むよう働きかけが必要です。

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