この法律の改正にあたって、送還忌避問題と収容を巡る諸問題、保護すべき者を確実に保護するための課題について議論しています。
2000人以上の、退去強制手続等を受けても、難民認定手続きを行っている・自国が受け入れを拒否している・航空機内で暴れる等して搭乗拒否された場合等により送還を忌避している人が収容施設にいます。そのため、難民認定手続きのあり方、退去命令制度の創設、再上陸拒否期間の短縮を行います。
収容を巡る諸課題については、収容しないで退去強制手続きを出来るようにします。
保護すべき者の課題については、条約上の難民ではないが、難民に準じて保護すべき対象を明確にしたり、在留特別許可制度の適正化等を進めます。