石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.12-246(2024年6月21日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.12-246(2024年6月21日発行)

 

 

第213回通常国会が、事実上閉会しました。今国会も国会対策副委員長として運営に携わりましたが、毎度のことながら150日間と言う長い会期が終わり、胸を撫で下ろしています。

 

与党の国会対策委員会の最大の使命は、国会に提出された法案を可決成立させることです。今国会では62本の政府提出法案があり、うち61本が成立しました。他に条約が11本、議員提出法案が8本成立しました。与野党協調のものもありますが、対立している場合は法案の審議が複雑になり、限られた日程の中で少しでも納得してもらって進めることができるよう、調整が大変です。

 

法律が成立して交付されても、政令省令や通知などを整える、行政が執行するための組織や人事を行う、届出や指定の手続きの書類を整える等の準備に数年かかることも珍しくありません。そして、ようやく執行されて初めて国民一人一人に届き、その体験が積み上がって、ようやく法律が変わったと言う実感が広まります。

 

国民に法律が変わったと実感が広まる頃、私たちは次の法改正を国会で議論しています。しかし、変えた法律を忘れてはいません。「石田さん、法律変えてくれて良かったよ」と実感を聞く時、とても嬉しく思います。その言葉をエネルギーにして、次に向かうことを繰り返しています。

 

 

 

☆★==陽当たり良好通信====

 

 

皆さまこんにちは。事務所の五反分です。

 

先週の日曜日、勉強会の仲間たちと水戸・徳川ミュージアムに行ってきました。最後の将軍・徳川慶喜公は、水戸徳川家の出身で、水戸黄門様の子孫です。NHKの大河ドラマでも様々な役者さんが演じています。

 

徳川ミュージアムは水戸駅からタクシーで10分ほど、歴史好きの中高年が訪れる静かな博物館でした。ところが、数年前から若い女性たちがわんさか押しかけるようになり、館長さんはじめ職員の方々は、いぶかしく思ったそうです。それら女性たちは、決まってある刀の前で長時間たたずんでいました。それが、「燭台切光忠(しょくだいきり みつただ)」という銘の刀です。いろいろ聞き出して分かったことは、女性たちは皆「刀剣乱舞」という日本刀を擬人化したゲーム・アニメのファンで、燭台切光忠はその登場人物の一人(一振り?)」だということでした。つまり、女性たちの来訪は「推し活」だったわけです。推し活のパワーはすさまじく、2019年にはJRが「刀剣乱舞」とコラボしたラッピング特急列車を走らせるに至りました。車内放送は燭台切光忠を演じた声優さんです。チケットは即日完売。列車は若い女性で満席となったのでした。

 

近年、推し活の経済効果が注目されています。R4年版消費者白書によると、推し活に消費される金額は、年間6,000億円。コロナ禍を脱した現在はさらに伸びていると考えられます。また、推し活には健康効果もあるそうで、「トキメキ」は脳内に幸せ物質を増加させ、美肌効果もあるようです。徳川ミュージアムで歴史を学びつつも、推し活でアンチエイジングを目指そうかとも思いました。皆様の「推し」は何(誰)でしょうか?

 

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