2022年の政府開発援助(ODA)実績を見ると、国ごとに支援の重点分野が異なります。例えば、アメリカや欧州諸国は教育や保健、上下水道などの社会インフラに力を入れています。一方で、日本はODAの44.4%を道路や鉄道、通信、電力などの経済インフラ支援に割り当てています。日本が経済インフラへの支援に力を入れている背景には、自国の戦後復興の経験があり、持続的な経済成長と貧困削減にはまず経済インフラの整備が重要だと考えているからです。
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