[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.13-251(2025年2月20日発行)
国会の合間を縫って、各地の現場への訪問を続けています。最近はデイサービスやグループホームなど、介護の現場が多いのですが、利用者さんの笑顔に出会うと、「お伺いできて良かった」と感じます。
介護報酬をはじめ様々な制度の矛盾や改善すべき点について多くのご意見を伺い、制度づくりに活かしています。その制度は利用者さんとそこで働く人たちの笑顔に向かっているべきだと思っています。しかし、現在の状況は記録や資料の正確さを求め過ぎることで、手続きが複雑かつ多くなり、時間を取られ、利用者さんと過ごす時間がなくなったということが本当に多く、残念です。この状況を変えていきたいと強く感じています。
限られたスタッフで全てのやるべきことはできません。優先順位を定め、利用者さんの笑顔のための重要な仕事ができるように他の業務を減らす、やめることを決めるのも政治です。もっと積極的に取り組んでいきます。
国会はいよいよ衆議院で予算審議の終盤となり、与野党の鞘当が激しくなってきました。無事に衆議院で予算案を可決してもらい、参議院でしっかりとした議論ができるよう準備をしています。
☆★==陽当たり良好通信====
さまこんにちは。事務所の五反分です。
オキシトシンというホルモンをご存じの方も多いと思います。「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ抗ストレス作用をもつと共に、子を育む、仲間を大切にする、共感し協調するといった社会的行動にも関与するホルモンです。近年は人類種の頭蓋骨研究から、ホモ・サピエンスはテストステロンが減少しセロトニンが増加するよう進化して、オキシトシンの分泌が促されるようになったということが分かっています(『ヒトは<家畜化>して進化した』白揚社刊)。近年ではオキシトシンの摂食抑制作用に期待する声も聞かれます(順天堂GOOD HEALTH JOURNAL https://goodhealth.juntendo.ac.jp/pickup/000251.html)。
昨日、千葉県看護協会・看護連盟共催で研修会が開かれ、オフィスナースナレッジ代表の江口智子さんが「社会人基礎力のはぐくみ方」という講演をなさいました。レジリエンス力についての総論から各論まで非常に示唆に富んだお話でとても勉強になりました。その中でオキシトシンへの言及がありました。ポジティブな感情を創る行動として「感謝日記をつける」「感謝の手紙を書く(投函しないとしても)」を挙げておられました。「感謝は自分の心を守り、オキシトシンを分泌させる」という言葉が印象に残っています。
確かに、何かに追われるように過ごす日常の中でふと立ち止まり、誰かの顔を浮かべながら感謝の念を思い起こすと、波立っていた心が穏やかになる気がします。よく「感謝の心をもちましょう」と説かれますが、実はオキシトシンの分泌という科学的根拠があったのだと心底納得した次第です。
オフィスナースナレッジ http://www.nurse-knowledge.jp/