[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.13-253(2025年4月22日発行)
物価高が進む一方で、医療や介護は公定価格のためコストがかさんでも収入に転嫁することができず、現場は厳しい経営に苦しんでいます。すでに病院の7割が赤字となり、倒産するところも出始めています。職員の賃上げができず、離職者も増えてきています。
この実状に危機感を持った参議院自民党の医療や介護に専門性を持つ有志議員が集まり、医療・介護・福祉の現場を守るために行動しています。昨年末は、財務・厚生労働・経済財政担当の三大臣に申し入れを行い、今年に入って自民党の議員・前議員に一人ひとり説明し、要望書に署名をいただきました。
そして、今月18日には、党本部の講堂にあふれるほどの議員と関係者等が結集して緊急集会を開催しました。その足で、石破茂内閣総理大臣に308名の国会議員の署名とともに、緊急申し入れを行いました。
☆★==陽当たり良好通信====
皆さまこんにちは。事務所の五反分です。
今年は桜の盛りが長かったように感じます、場所にもよるのでしょうが。満開の中、桜で有名な地方の公園に行きました。心地よい晴れの日、親子連れや仲間同士の花見客で賑やかでした。花見る人の心は様々でしょう。楽しく浮かれる心持ちだけではないはずです。
悲しみを抱える人にとっては、咲き誇る美しい花びらが、かえって気持ちを落ち込ませるということがあるかもしれません。30年ほど前、お世話になった方の葬式に参列した日が抜けるような日本晴れでした。山中湖畔の合宿所の食堂を切り盛りするおばちゃんで、学生たちから「ミサちゃん」と呼ばれ親しまれていました。というより、本人が強制的に「ミサちゃん」と呼ばせていた、という方が正確ですが。その日、今まで見たことのないような青空を見上げ「こんなに悲しい日でも空は晴れるのだなぁ」と思ったことを、電車のホームの情景とともに今でもはっきり記憶しています。
人がどんなに悲しみを抱えていようと、晴れの日は晴れ、花は満開になるのです。でも、公園の花見客を見ていて思いました。桜の下にシートを広げて憩う人たち、子どもの手を引いて歩く家族、その人たちは皆、笑顔でした。親しい人と共に花を愛でる人たちは全員が笑顔でした。花よりも花見の人々を眺めて幸せな気持ちになりました。