石田まさひろ政策研究会

 

2017年、変化の年

年初め、ちょっと毛色の違う話からスタートします。

私の趣味の一つが神社巡り。30歳を過ぎたころにはじめたのですが、きっかけは、はるか昔の人はどんなことを考えながら生きていたのか知りたくなったことです。

日本史を勉強しているうちに、神社に、文献には載っていない、人の想いがたくさん込められていることに気づき、以来、今でも神社に行ってそこを建立した頃の人の想いを想像することが好きです。

古代の人の想いを考えるにあたっては、今の常識をもって想像してはなりません。当時の常識を理解することが想像の第一歩。

今はある意味で科学が発展した時代ですが、古代はそれはほとんどありません。かわってあったのが陰陽五行。古代の人の想いを考えるにあたっては不可欠な知識です。

たとえば神社も、その向きや配置などが陰陽五行に基づいて作られています。神社の理解のために陰陽五行の知識を学んでいます。

前置きが長くなりました。
そんな視点から2017年をみてみると・・・

2017年の干支は「酉年」ですが、

干支は、文字通り 十干(甲乙丙丁・・・)と 十二支(子丑寅卯・・・)の組み合わせで、2017年は「丁酉(ひのととり)」の年といったほうが正確です。

これを、木・火・土・金・水の5つの性質をいろいろなものに当てはめる五行と、ものごとをプラスとマイナスにわけて考える陰陽の二つの考え方でみてみると、

「丁」は「ひのと」と読みそれは「火の弟」、つまり「火」の性質で「陰」
「酉」は五行では「金」の性質で、十二支の10番目は偶数なので「陰」

2017年は「火」と「金」の組み合わせで、かつ「陰」と「陰」の組み合わせです。

「火」は「金」を溶かすので、この組み合わせは「相剋」といって、バランスがとれていない関係になっています。

同じく、「陰」と「陰」とのくみあわせも、バランスがとれていませんね。

2017年はバランスがよくない年のようです。

バランスがよくないということは「守る」ではなく「変わる」が優勢となります。
よかれあしかれ、ムードが変わる年になりそうです。

であれば、その変化をよい方向にもっていくのが、私たちの役目。
古代の政治家がタイムスリップして2017年を考えるたら、きっとこういうことでしょう。

今年起きる変化が将来にどういう影響を与えるのかを考え抜き、
何を守り、何を変えるべきか、これまで以上に真剣に意思決定をしていきたいと思います。

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