石田まさひろ政策研究会

大手損保会社が展開するメディカルサービス

先日、大手損保会社が展開するメディカルサービスについてお話を伺い、職場を見学させて頂きました。

このサービスは、保険サービスに付帯しており、365日、24時間体制で緊急時の医療相談や医療機関の紹介など電話相談に応じるものです。以前から、救急車をタクシー代わりに使う人が増えているなど、過剰な救急隊の要請が増加していることが社会問題になっています。救急要請をした方がいいのか、それとも様子をみようか…と、そういう時にも、看護師が電話相談にのってくれます。近年では、自治体や看護団体の委託を受けて、救急時の業務を請け負っているそうです。

緊急時の電話相談以外にも、あらゆる身体の症状や疾患、メンタル、育児や栄養相談、薬の相談など多岐にわたる相談サービスを展開しています。

会社独自のシステムで電話相談に必要な情報を集約化しており、系統的に相談にのれるような体制を整えています。しかし、そうはいっても、相談を受ける看護師は、心身の多岐にわたる医療知識、また、子どもの異変となれば小児看護、子育てとなれば母性看護の知識が必要とされるので、180時間のトレーニングを積んで準備をします。

病院の勤務などでは、新しい病棟への異動や、再就職の後には、新しく配属される診療科の疾患の知識を再学習することがよくあります。しかし、多忙な業務に追われて、再学習が後手後手になることや、自分の知識に自信がないあまり、自分が提供する看護に自信が持てないこともあります。

この企業では、180時間のトレーニングで、色々な領域の看護を系統的かつ網羅的に学習して就業できます。十分な責任をもって働くには、心強い支援体制だと思います。
特に、しばらく医療現場を離れていた潜在看護師でも、現場の感覚を取り戻すのに十分な学習ができるので、現場復帰の第一歩を踏み出すためにも役立ちそうです。

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