石田まさひろ政策研究会

 

女性活躍推進の実現

厚生労働省が平成22年生まれの子とその両親を定期的に追跡調査した、21世紀出生児縦断研究の結果が発表されました。

大まかな結果は以下の通り。

母親は、子どもの年齢が上がるにつれて、就業する人が増えます。ただ、出産前に比べると常勤ではなく、パート・アルバイトで仕事を持つ人が多いです。

また、10年前の子どもに比べて、放課後に過ごす場は学童保育という子どもの数が多くなりました(25.7→38.6%に増加)。これは、働くお母さんが増えたと学童保育の整備が進んでいることが挙げられます。

また、10年前の母親に比べ、「子どもの成長によろこびを感じる」人が増えたのはよかったです (79.1→89.0%)。
しかし、まだまだ課題も多いです。10年前の子育て世代、子育てによる体の疲れが大きい(17.2%→26.6%)、子育ての出費がかさむ (37.2→42.0%)、自分の自由な時間が持てない (25.5%→31.7%)、仕事や家事が十分にできない (14.6%→20.5%)などが悩みとして挙げられています。

仕事を持ちながら、家事・子育てを上手くこなすには課題が多いことがうかがえます。まずは、働き方改革の一環で家事・子育てをしながらもっと柔軟に働けるような社会を実現していくこと、安心して働けるよう子どもの預け先の整備や時には休息をとれるレスパイトの仕組みを作るなど、全般的かつ一貫性を持った政策が必要です。

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