石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-141(2018年8月30日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-141(2018年8月30日発行)

昨日、自民党厚生労働部会で来年度の厚生労働省関係の予算概算要求が公表されました。要求額は31兆8,956円(今年度+7,684億円)と過去最大を更新する概算要求になりました。

大きく増額したのは、先の通常国会で法律が成立した働き方改革関連。労働環境の整備、人材育成、多様な人材の活躍推進、子育てや介護と仕事の両立を進める等の働く人のための予算や、人口減少が進む中でいかに生産性を向上させるかに着目した予算の拡大を求めています。

また、昨今の相次ぐ自然大災害を受けて、災害医療体制の推進(今年度予算額4億2,000万→55億)や、大阪北部地震などで浮き彫りになった水道インフラの整備(375億円→825億円)が増加しました。訪日外国人の増加に伴う、病院での外国人患者の受け入れ体制の整備(1億4,000万→19億)も大きく増額して要求しています。

その他に、将来の医療技術の進歩につながるがんゲノム医療の推進(45億円→58億円)、研究・医薬品の開発推進(4億3,000万→7億6,000万円)、保健医療分野の研究開発推進(570億円→686億円)などで増額して予算要求されたことは、未来への医療技術進歩に向け非常に心強く思っています。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

亀有4丁目町会では「夏の盆踊り」を終えて、今は氏神様である香取神社の「秋の例大祭」に向けて準備を進めています。私は防犯部副部長としてお祭り当日は「こども神輿」の担当になりました。しっかり子供たちを守りたいと思います。

さて、前回の役員会では、亀有署のお巡りさんが参加してくれて、「振り込め詐欺、オレオレ詐欺」について防犯の講話をしてくださいました。亀有署は、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津巡査が所属している警察署になります。

お巡りさんのお話を伺って、不謹慎ながら「詐欺の手口も進化しているなー」と思ってしまいました。テレビなどで「騙される側の高齢者」に注意を喚起することはよくあります。その中で、「お金を渡す前に、家族に相談することが大切」と呼び掛けています。それが浸透してきたのでしょう。騙す側は、悪知恵を絞って次のようなことをするそうです。

例えば、騙そうとするお年寄りの息子の携帯に、あらかじめ何度もイタズラ電話を入れるのです。すると息子は、イライラして携帯の電源を切ったり、呼び出し音が鳴っても出なかったりするのだそうです。ですから、直接騙される老親が注意するだけではだめで、子供の側も詐欺の手口に合わせて注意をしていかなくてはならないということです。

加えてお巡りさんのお話で興味深かったのは、「昨年70件の詐欺被害のうち、20件は被害届を出さなかった」とう事実です。警察に連絡はするものの、被害届を出さないとはどういうことかというと、家族に知られたくない、恥ずかしい、という理由なのだそうです。「虎の子のへそくりを取られてしまって、子供たちに申し訳ない」「ボケたと思われたくない」ということなのでしょう。

オレオレ詐欺という犯罪は、お金を奪うだけでなく、お年寄りの心を深く傷つける犯罪です。子供の側も、親御さんとよく連絡を取り合って被害防止に努めたいものです。

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