石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-145(2018年10月25日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-145(2018年10月25日発行)

第197回臨時国会が始まりました。冒頭の本会議で、私は議長より厚生労働委員長を指名され、拝命しました。国会役員のひとりになる重責です。立法府を代表する自覚をもって精一杯務めてまいります。

今国会では、厚生労働委員会には水道法の一部改正案が提出されています。この法案は先の通常国会で衆議院の審議を終え参議院で継続となったものです。しっかりした議論をせねばなりません。

法案ではないのですが、中央官庁や地方行政での障害者雇用の水増し問題があります。先日行われた厚生労働委員会の理事懇談会でも、与野党から強い意見が出ました。この問題に対する対応も必要です。

委員長は、公正中立に委員会を運営して活発な議論と明確な結論を出すことが仕事です。頑張ります。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

東京大学先端科学技術研究センター(先端研)が取り組んでいる「異才発掘プロジェクト」をご存知でしょうか。

「現状の教育環境に馴染めず不登校傾向にある小・中学生を選抜し、継続的な学習保障及び生活のサポートを提供する」研究プロジェクトです。毎年、500~600人の応募の中から、20~30名がスカラー候補生となり、「各人の興味関心や特性に応じたプログラム」が提供されます。従来の義務教育課程は高度経済成長期につくられたものがベースとなっており、均一な卒業生を社会に送り出すことが求められていました。しかし、その中で、興味関心が特定の分野に偏るあまり、学校カリキュラムからはじき出される子どもたちがいたのも事実です。

その中には、キラリと光る突出したものを持つ子どもたちもいたことでしょう。

このプロジェクトはそのような個性特性を思い切り伸ばしていこうという試みです。スカラー候補生から、ROCKTスカラーにステージアップすると、特別なプログラムと待遇が用意されています。(詳細:https://rocket.tokyo/ )

最近少々元気がない日本に喝を入れる興味深いチャレンジといえるでしょう。

一方、一昨日、石田議員と訪問した「テラコヤキッズ」という放課後デイサービスもユニークなものでした。対象は、小学校1年生から高校3年生までの療育手帳をもつ子どもたちで、具体的には知的障害や自閉症の子どもたちです。発達障害の子どもたちもいるようです。6~7人の子どもたちの学年は、ばらばらで障害もまちまちのようでした。先生が悲しそうな顔をしている子どもの写真を見せて、その心を推察させ、どんな声をかけますか?と聞いています。その子はお姉さんからもらって大切にしていたキーホルダーを失くしてしまったのだそうです。「どうしたの?」と声をかける子や、そわそわして口ごもる子もいます。先生から指された石田議員は、「一緒に探そうよ」と答えて先生に「優しい」と褒められていました。

「異才発掘プロジェクト」と「テラコヤキッズ」。一見、全く違う内容に見えますが、生きづらさを抱える子どもたちに光を当て、社会の一員として迎え入れるための素敵な試みだと思いました。https://terakoya-kids.di-corp.jp/

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