石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-149(2018年12月20日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-149(2018年12月20日発行)

臨時国会が終了し、寝不足を引きずったまま全国各地の現場を訪れる日々が始まりました。

医療現場の声は、ひどい人手不足が続く中で、働き方改革と患者さんへの医療提供の質が両立できるかという問いかけが増えています。国民全体で医療に対する考えを変えなければならないと思います。

行政も、制度運営にあたり医療現場に強いている書類・記録物や手続きなどは、コストであり、さらに医療の質をむしろ低下させる原因となっていると自覚すべきです。重要なのは患者と医療者の信頼関係に基づく実践です。医療現場の人々をもっと信じるべきです。

あと今年もわずかですが、最後まで現場を回り続け、新しい年の躍進をめざして力をつけようと思います。忙しい年末、それぞれよい時間をお過ごしください。今年もありがとうございました。

 

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

人工知能(AI)、ロボットなどの先端技術や、世の中の仕組みの変化が、私たちの働き方を大きく変えていきます。

萎縮性側索硬化症(ALS)や脊椎損傷などの重度身体障害者が自宅に居ながらも、分身となるロボットを眼球の動きなど小さな体の動きで操作し、レストランのウエイターを務める様子がNHKのニュースで報じられました。ご覧になった方も多いと思います。現に寝たきりの方々にも大きな朗報です。

先端技術によって人の仕事が奪われるという側面だけが喧伝されていますが、それにより従来働くことができなかった人たちが、働けるようになるということがわかります。「在宅勤務」というとパソコン仕事を自宅でこなす、というイメージがありますが、自宅にありながら工事現場で働いたり、客先に営業に出たりする世の中が来るのかもしれません。

11月半ばのこのコラムで、『注文を間違える料理店』について書きました。認知症の方たちが、サポートを受けながらレストランのホールスタッフを務めるというレストランです。世の中の取り組みによって、認知症になっても働けるという希望を与えてくれた事例です。

また、2016年に成立した改正がん対策基本法には、がん患者の雇用を続けることへの配慮や対策をとることを企業の努力義務とする内容が含まれました。寝たきりであっても、認知症になっても、がんになっても、働き続けることができる社会って素敵だと思います。それは「働く」ということが、単にお金を得る手段ではなく、この世の中に役割を持つことだからです。社会の中で役割を持ちたい、構成員に一人として役割を果たしたい、こういう気持ちはヒトという種の本能なのかもしれません。

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