石田まさひろ政策研究会

 

看護補助者・クラークに関する評価の充実 ~診療報酬改定 役人目線でもコンサル口調でもなく、政策的に語るシリーズ⑤~

看護補助者の配置に関する加算はいくつかありますが、それぞれ点数が大きくアップ。また、医師事務体制補助体制加算も点数アップ、さらに療養病床等へ対象が拡大しました。

看護補助者等は、募集しても募集しても本当に集まりません。日本全体の人手不足感をさらに強くした感じです。医療専門職と違い、他の仕事も選択の対象になるため、やりがいだけでなく給与や処遇の改善が重要です。

地方では、“大店舗が出店すると根こそぎ人が奪われる”“そもそも働ける人がもういない”など…。都会では、“給料が高騰していて病院や施設では全く太刀打ちできない”とか…とにかくかなり厳しい状況です。

今回の診療報酬では無条件に点数の大幅アップ。経営者は、これをぜひ看護補助者やクラークさんの処遇改善に使ってください。間違っても病院の借金に当てるとか医師等の給料アップには使いませんように。

※資料:厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00001.html

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