石田まさひろ政策研究会

 

金地金の密輸取り締まり強化

金地金の密輸が急増しています。

平成25年の金地金密輸の処分件数は8件でしたが、
26年は177件、27年は294件、28年は467件にもなりました。

仕組みはこうです。
国内で1000万円の金を買うと消費税が8%かかるので1080万円支払います。それをそのまま国内で売却すると消費税分込みの価格の1080万円を受け取ります。プラマイゼロですね。

ところが、消費税のかからない海外で金を買うと1000万円だけです。それを日本に密輸して日本国内で売ると消費税分が上乗せされ1080万円を受け取ることができます。
差額80万円が懐に入るわけです。

金の密輸をなくすために、
入国時に金属探知機つかって検査の強化することもしますが、合わせて罰則を大幅に強化します。現在は懲役5年以下・罰金500万円以下ですが、見直し後は罰金がまず1000万円以下にアップします。さらに金の価格の5倍が1000万円を超えた場合は、その価格の5倍までの罰金をかけることができるようにします。例えば2000万円の金の密輸だと1億円の罰金もありうるわけです。加えて消費税のほ脱罪、地方消費税ほ脱罪も成立します。

これが抑止効果となり金地金の密輸がなくなることを期待しています。

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