石田まさひろ政策研究会

 

年始のあいさつ

新しい年を迎えましたが新年の感覚が薄い年になりました。コロナウイルスとの闘いはまだまだ続いています。

保健・医療・介護の現場では必死のコロナ対策が進められています。特に看護職・介護職は患者さんと直接接する距離で仕事をしています。心からの敬意と感謝を申し上げます。

昨年緊急対策でまとめ上げた医療・介護職への慰労金、病院経営を支援する診療報酬の臨時改定や様々な支援金、これらをさらに強化しより早く現場のお一人お一人にお届けいたします。

いま、世界中でナイチンゲール生誕200年に合わせた「Nursing Now!」キャンペーンが行われています。キーフレーズは「看護の力で健康な社会を」。「看護職の持つ力を最大限に発揮し、看護職が健康課題への取組みの中心に立ち、人々の健康向上に貢献するため」の取り組みです。

手洗い、うがい、ソーシャルディスタンス、こういった新しい生活習慣が広まった結果、実はコロナではない多くの感染症が激減しています。一人一人が健康になること、そのための知恵や技を持つことによって医療の専門家でなくても病気を減らすことができます。

看護職の役割は単に患者さんのケアをすることだけでなく、人々が健康に暮らし続けることができるよう、自らが持つ知恵や技を分かち合い、健康な社会を導くことでもあります。

しかし今までは大変厳しい職場環境や処遇の中で、患者さんのケアでさえ充分にすることがままならない状況で、ましてや健康な社会を導く行動を取ることが困難でした。

今年はまずコロナを収束させ、通常の保健・医療・介護の現場に戻します。さらに今まで全く不十分であった人員基準や処遇や職場環境を改善し、ゆとりを持って現場で行動できるようにしていきます。

そのゆとりを人々が健康に暮らすことができるための知恵や技を分かち合う活動をしてほしい。つまりは健康な社会を導く活動につなげていきます。

もちろん社会保障だけでなく経済、外交、さまざまな政治課題が山積しています。これら課題にもしっかり取り組み、長期的な展望を持って未来の社会を創っていきます。長寿化により長くなった人生を、人々が日々幸せを実感しながら過ごせる社会とすることをお誓い申し上げます。

今年も頑張ります。

参議院議員・看護師 石田まさひろ

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