石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.9-206(2021年3月4日発行)

公的病院等約4万人を対象とした医療従事者向けのワクチンの先行接種も進み、間もなくその他の医療従事者向け優先接種がスタートします。医療提供体制を守るために優先順位を高めています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoujuujisha.html

さて、本日の参議院予算委員会で、菅総理が緊急事態宣言を2週間程度延長する意向を表明しました。

一都三県では実効再生産数が0.9程度。新規感染者の減少傾向は続いていますが、減少スピードが鈍化。リバウンドや変異株の広がりも懸念されます。人の動きも活発になってきたとのデータもあります。

アドバイザリーボードも、再拡大の防止と次の波が起きないよう、必要な対応として

・ワクチン接種の着実な推進
・変異株対策の強化
・飲食店や高齢者施設の対策継続等の感染拡大防止策
・感染リスクに応じた積極的な検査による早期探知
・積極的疫学調査の再強化
・医療提供体制等の充実

を求めていますので、私も取り組んでいきます。経済と医療の両立は難しいです。厳しい分野への支援策は継続します。

長い目で見て、ワクチン接種を終えるまで感染の大きな波を起こさないことが、経済にとっても生活にとっても医療にとっても、大事です。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

久しぶりに詩集を買いました。岬多可子さんという詩人の『あかるい水になるように』、淡青の装丁の美しい詩集です。「第2回大岡信賞」を受賞されました。

テクノロジーがこれほど進化した時代に、人はなぜ詩作するのでしょう。何のため歌を詠み、句を吟ずるのでしょうか。AIが俳句を多作する時代です。その出来栄えもなかなかのものです。でも、、。
中世ヨーロッパでテニスのもととなる遊びが生まれました。貴族が楽しみ、後にスポーツへと発展します。ある時アラブの王様が次のように言ったと伝えられています。
「なぜあのようなことを為すのか? あんなことは奴隷にやらせればよいではないか」
腹の足しにならない俳句なぞは、AIに作らせておけばよいのでしょうか。

10年前、東北を津波が襲いました。今も家族に会えぬ人たちがいます。会えぬ家族にメールを打ち続ける人がいます。「どこに居るの?」と問う人がいます。それは祈りです。
祈りは人の魂から生まれ、字面は似ていてもAIに作ることはできません。詩も短歌も俳句も、そして祈りも、魂から生まれ、魂の外側にある自分の中に溶け込んでいくのでしょう。時に自らを慰め、時に鼓舞し、ある時は心の澱(おり)を笹の小舟に乗せて川へ流すために。

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