和食文化が、家庭内でどのくらい実践され、どの位大事だと思われているかを把握し、今後の和食文化の保護・継承・施策に活かすことを目的に行われた調査報告。
和食を好きは8割を超え、季節の行事や特別な日に食べるものとしては、お正月・大みそかでおせち料理や年越しそばを食べる人が最も多く、8割以上だった。
一方、生まれ育った地域の郷土料理を知っている人は3割程度で、作り方を受け継いだことがある人は2割を下回っていた。和食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを知っている人は3割で、聞いたことがある人を含めても6割弱に留まっていた。
日本の四季と共に育まれた和食文化を、これからも繋げていってほしい。
令和2年12月
農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/pdf/02_zentai.pdf