石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.9-209(2021年4月15日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.9-209(2021年4月15日発行)

 

まん延防止等重点措置の発令が続いています。感染者数が増加し続けているので、さらに拡大するかもしれません。措置の対象でない地域でも、感染に十分お気をつけください。

 

私の担当の厚生労働委員会では、育児・介護休業法等の議論をしています。男性の育児休業を進めるための法改正です。

 

出産直後について

①休業の申出期限を原則休業の2週間前までとする(現行:1か月前より)

②分割して取得できる回数は2回

③労使協定締結により、個別合意があれば休業中に就業することを可能とする

 

という内容のしくみをつくります。他の改正点もあるので、詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/000743975.pdf

 

 

育児休業取得率は、女性が83.0%であるのに対し、男性は7.48%。10倍以上差があります。さらに、取得日数でいうと、女性は9割以上が6か月以上であるのに対し、男性は約8割が1ヶ月未満、5日未満が36.3%です。実質的な取得の差は、まだまだ極めて大きいです。

 

あまりにも差がある状況なので、一気にこれを改善するというのは難しい。今回の法改正では、まず“男性も育児休業を取得することが普通なんだ”と社会の意識を変えていく一歩にするためのもの、と位置付けています。

 

私は参考人質疑を行い、経済界、労働界、NPOの方々にご意見を伺いました。経済界の方が厳しいという考えを示すと思っていましたが、男性の育児休業を取得できる環境を作る方が、企業にとっても良いとの考えを示されたのでよかったです。

 

 

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。
私の父は鹿児島の出身で「家」のお墓は郷里にあるのですが、父のお骨は東京の合同墓に納めています。さすがに鹿児島の、しかも鹿屋という奥まった地にお墓があるとなかなかお墓参りに行けないだろうという判断で、今は東京に住まう母も納得して(というより喜んで)近場の合同墓に入ってもらいました。毎年、お彼岸の時期には合同慰霊祭が催されるのですが今年はコロナの影響で、多くの家族が集合しての慰霊祭は取りやめとなりました。

時折「日本人は無宗教」という人がいますがそれは違います。教団宗教に所属する人の割合が少ないだけであって、宗教心は多くの日本人が心の底に持ち合わせています。「お彼岸に墓参りに行く」「お盆に実家に帰る(民族大移動が起こります)」など私たちがごく普通に考えている習慣(行動)の根底には宗教心があるといってよいでしょう。それがあまりに根付いているので特段「宗教」と思っていないだけのことだと思います。

私は毎朝、仏壇のお水替えをしています。信心というにはあまりに短い簡素なものですが(「お水ではなくお茶をあげろよ」という声も聞こえてきそうですが)、おりんを鳴らすと一時心が落ち着いて、大宇宙から自分を見つめ直すことができるのです。目の前の事象の小ささ、それを客観しする視点、すると心あらたに事に当たることができる気がします。

 

「今朝、お水替えの際あることに気付きました。神頼み(仏頼み)にも2種類あるな、と。第一は「宝くじが当たりますように」というような、「状況を変えてください」というお願いです。第二は「私に〇〇できる心をお与えください」という「自分を変えたい」というお願いです。そして、「前者の実現性はまさに神のみぞ知るだが、第二のお願いは必ず叶う」ということです。神頼みの二類型、次回もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

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