生まれて一月ほどたって、 天青の子供たちも大きくなってきました。 生まれたばかりの金魚と比べると成長ぶりがわかると思います( 写真)。サイズは1.5センチ弱になりました。
これから、色がちょっとずつ出てくると思います。 金魚が青く見えるのはこういうしくみです。 透明な鱗の内面にメラニン色素が沈着します。 すると表面からみると、透明(といってもうっすら白っぽい) の向こうに黒がある状態になり、それが合わさって青っぽく( ちょっとだけ紫っぽいこともある)みえます。 同じ透明でも黄色っぽい透明の鱗の場合は、 黄色と黒が重なってより青が強く(微妙に緑っぽいこともある) 感じる時もあります。
色の出方は、Photoshopなどを使って、 黒と白の2つのレイヤーをつくり、 白の透明度を変えながら色を見ると、 具体的なイメージになるかもしれません。 こんどやってみようかな。
日本人でいうと日焼けの時に強まるメラニン色素なので、 天青も屋外で直射日光があたる状態で飼うとよいと聞いたことがあ ります。我が家の天青の子たちは、今は室内飼育ですが、 もう少し大きくなったら屋外に移そうと思っています。
