石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.9-214(2021年7月8発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.9-214(2021年7月8日発行)

熱海における豪雨・土砂災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈いたします。また、支援に当たられている多くの皆様に、感謝申し上げます。
各地で避難指示が出されています。この夏も豪雨が多いと思いますのでご注意ください。

自然災害への対応だけでなく、コロナへの対応も長く続いています。
本日、災害については災害対策特別委員会理事懇談会で、コロナについては厚生労働委員会閉会中審査で、議論を行いました。国会は、会期が決まっているので、閉会中基本的には委員会等は開かれません。しかし、コロナ感染が蔓延するこの1年余りの間、厚生労働委員会は閉会中審査を開催しています。
この数日は、ワクチン不足問題、オリンピック・パラリンピック対応、緊急事態宣言等について、政府も国会もピリピリした状況になっています。

本日の質疑では、政府側の「ワクチン供給について、すでに配布し終わっている分のうち約半数の約4000万回分が使われずに残っているので、市町村間、接種会場間の配分の問題が大きい」という考えと、「現場の声としては、実際に足りていない」との応酬が続きました。どこにどの程度ワクチンがあるかというデータがはっきりしていないことから、不安が増しているとも言えます。

内閣府が委員会で明らかにしたのが、「配布されたワクチンのうちどのくらい接種が終わっているか」という割合で、宮崎県や佐賀県では65%ほど、東京都や大阪府では40%強でした。都道府県でも1.5倍ほどの差がありました。市町村はもっと差があると思われます。少なくともこういったデータを明らかにし、配分の調整をもっと丁寧にしなければ、不安は解消されません。

他にも大事な議論がありました。委員会の録画はこちらからごらんください。

↓参議院インターネット審議中継(厚生労働委員会:画面左にあり)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

熱海における豪雨・土砂災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

日本は昔から自然災害の多い国と言われてきました。鎌倉時代には既に鴨長明という人が『方丈記』の中に、当時体験し見聞きした大火、竜巻、地震について記述しています。国土交通省のホームページには「MISSION」というサイトの冒頭に「災害大国日本」とあります。

日本列島は急峻な脊梁山脈が南北に走り、山と海が接近しているがため、美しい自然や旬の食材に恵まれるという恩恵に与れる一方、洪水や土砂崩れに多々みまわれてきたのも事実です。わかってはいます。わかってはいるのですが、この度のような災害とご家族を失った方の報道に接すると、深い悲しみとともに無力感に苛まれてしまいます。

日本の国土の70%は森林です。残りの30%に田畑を耕し、住宅を建てて私たちは生きています。だから自然災害に遭遇し愛する人を失うことは日本に住む誰にでも起こりうることなのだと思います。この現実をどのように受け止めればいいのでしょうか。私にも答えはありません。人事を尽くして国土を強靭化するということも一つの答えでしょう。でも、日本人は災害の多い国に生を受けたからこそ、助け合うということを大切にしてきたのかもしれないとも思うのです。それで災害がなくなるわけではありませんが、この無力感から逃れるための唯一のよりどころのような気がするのです。

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