石田まさひろ政策研究会

 

WRO Japan 2021 Football大会

WRO Japan 2021 Football大会に行きました。
https://www.wroj.org/2021/football-2021

小中高校生が、自律型ロボットを作り、2対2でサッカーを競います。今年はコロナの関係で世界大会はありませんが、世界中で盛り上がる大会です。

西日本大会は大阪の東大阪市で、東日本大会は東京の大田区で行われました。この2つの区市で行われることが一つのポイント。ともに世界の町工場といわれ、高い産業技術をもった中小零細企業が集積しているところです。もちろんロボットの基盤技術もあります。

東大阪市議から、子供たちのロボット大会を東大阪市と大田区でやらないかと声をかけられ、大田区議に相談し、それぞれの会場のセットができました。これがご縁で今回大会を見学させてもらいました。

もう2年近く前になりますが、日本の東西にある技術を切磋琢磨し力をあわせ世界に発信したいねと3人で話したことが、ある意味実現しました。

ロボットは子供でも簡単に扱えるレゴブロックで作ります。パーツを組み合わせて、押し負けないように力強くでも機動性が高まるよう重すぎず作るのに知恵が必要です。プログラムは赤外線でボール、味方、敵、ゴールを判断するだけでなく、ロボットが集まって固まらないように距離をもつ、守りと攻めを連携させるなどいろんなシミュレーションを行って処理できるようにつくらねばなりません。

大会まで、数か月間、夢中だったと子供たちは言います。それだけ没頭してつくった大切なロボットですね。

試合はスタートボタンを押したらロボットに任せるしかないです。僕はリモコンでロボットの操作をしたことはありますが、今は完全に自律型なんですね。「がんばれ!」「惜しい!」「やったー!」とフィールドを囲む子供たちから歓声がでます。自分が大切に育てた仲間がフィールドで戦っているようで、もはや人間。ロボットと人間の一体感を感じました。

子供たちの知恵や技術の高さ、そしてまたロボットと人間の一体感を感じた大会でした。彼ら彼女らが大人になってこの経験を活かし、高い性能をもち人と共存するロボットづくりにかかわったら、きっと世界中に貢献し人々の幸せにつながるだろうなと、夢見た時間でした。東大阪市と大田区で行った意味がここに見えてくるはずです。

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