日本は感染症研究やワクチン開発への投資が欧米諸国に比べて不十分であり、新型コロナウイルス感染症のパンデミック時に開発の遅れが明らかになりました。これを受け、政府は「ワクチン開発・生産体制強化戦略」を策定し、長期的な研究開発体制を構築する方針を打ち出しました。文部科学省は、世界トップレベルのワクチン研究拠点を形成し、迅速かつ先進的な開発を推進するため、令和4年度から日本医療研究開発機構先進的研究開発戦略センターの下で事業を実施していますが、その進捗が評価され、取りまとめられました。
出典:文部科学省「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」中間評価委員会
令和6年9月5日
https://www.mext.go.jp/content/20240905-mext_life-000037903_1.pdf