石田まさひろ政策研究会

年金制度強化国民年金法改正案と国民年金法改正案

今国会では「年金」について2つの法案が審議されています。

年金制度強化国民年金法改正案と国民年金法改正案です。全体で考えたほうが年金の論点がわかりやすいのですが、民進党の反対でバラバラに審議することになりました。

前者のほうが衆議院の採決を終わり、先日、参議院本会議で趣旨説明と質疑がありました。続いて厚生労働委員会での質疑・採決の後、本会議で可決されれば成立になります。

正式名称は「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案」一部改正がダブっており、わかりにくいのですが、スタートの時期について衆議院で修正があったので名称がこうなりました。

内容は、これまで基礎年金は「25年以上」年金保険料を支払わなければ受給できなかったものを「10年以上」に短縮する内容です。これにより60万人以上の無年金者が新たに受給資格を得て年金の給付を受けられます。ただ勘違いをしてはいけないのは、支払った年限でもらえる基礎年金の額は当然かわります。10年しか支払わなかった人は満額ではなく月に約16,000円しかもらえません。やはりしっかり払い続けないといけません。

日本の公的年金制度は、自分自身の将来への貯蓄のようなものではなく、今の高齢者の年金を今の若者が確保するという、いってみれば「社会的な仕送り」のようなしくみです。

残念ながら、国民年金についてはいま40%弱のかたが保険料を支払っていません。年金保険料を払わないということ、将来の自分の受取額が減ったり無くなったりするだけでなく、今の高齢者が困るということ。

助け合いでなりたっている年金制度、きっちり年金保険料を納めていただきたいです。

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