石田まさひろ政策研究会

 

薬剤耐性への取り組み

薬剤耐性については国民全体で考えないといけません。

抗菌薬が開発されても、それに耐える力を持つ菌が生まれ、その菌がまた増殖し人間や動物に悪さをする。薬剤耐性が世界的な課題になっています。
最近では、新しい薬の開発が追いつかなくなる可能性も心配され、薬剤耐性を産まない努力が必要とされるようになってきました。

そこで、2015年5月の世界保健総会で、各国は2年以内に薬剤耐性に関する国家行動計画を策定することを求められ、2016年4月に日本も薬剤耐性アクションプランをまとめました。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000120777.pdf

もっとも大切なことは、薬の適正な使用です。そのために医療関係者だけでなく国民全体で薬剤耐性について知る必要があります。

効くからといって、最初からより強い薬を求めると、その分耐性菌ができる可能性が高まります。その菌に適したレベルの薬をまずつかうことが基本です。そのことについて、薬を飲む側も理解しておく必要があります。

国民向けのキャンペーンとして、今回がはじめてとなる薬剤耐性対策普及啓発活動表彰の募集を、いま内閣官房が行っています。
http://www.cas.go.jp/jp/houdou/170201amr.html

キャンペーンが功を奏し、薬剤耐性について理解が広がりますように。

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