石田まさひろ政策研究会

 

法案解説シリーズ(10)-医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案-

医療情報はとてもセンシティブで取り扱いには細心の注意が必要です。
一方、しっかりと活用できれば、個人にとっても社会にとってもとてもよい活用につながります。新しい薬を創ったり、医療技術を発展させたり、個人の健康を支援したり。

そこで検査や治療の膨大なデータを広く収集し、安全に管理し、そのためにしっかり匿名化し、大いに活用しようという法律を今審議しています。

「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案」です。

国が基本方針を立案した上で、国の責務のもとに必要な施策を講ずることとし、さらに一定の基準を満たす匿名加工医療情報提供事業者を国が認定します。
この事業者がプライバシーが守られるようデータを匿名化し、それを研究機関や行政に活用してもらいます。

もちろん、患者さんは医療情報の提供の拒否もできます。

プライバシー保護と利活用を両方達成するために必要なしくみですから、進めていくべきです。

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