石田まさひろ政策研究会

診療報酬改定の動向-外来機能の強化-

中医協で以下の検討がされました。
「入院医療と外来医療の連携、地域における医療機関間の連携等を推進する観点から、外来における相談・連携担当者が、入院が決まっている患者に対して、入院前から様々な支援を行う取り組みについて、評価を検討してはどうか。」

詳細はまだ分かりませんが、入院直後に患者に示してきた診療計画やオリエンテーション、さらに退院前に行っていた退院計画などを、入院の前、つまり外来で行ってしまおうという意味につながるのだと思います。

これはある意味当然のことで、私自身は2002年に診療報酬で入院診療計画が義務付けられた時からこうなるのが正しいと言い続けてきました。その考えが具体的に制度になりそうですから、嬉しく思っています。

言い始めた当初はほとんど相手にされませんでしたが、2010年前後から入院前に診療計画をたて説明する病院がではじめ、その後も少しずつ広まってきました。今回の改定でこの流れが決定的になるでしょう。
10年以上言い続けた甲斐がありました。やはり、同じことを言い続けることが政策を実現するために大切なことです。

とはいえ現実は、多くの病院の外来で入院前に十分な患者支援をできる体制になっていません。人員の配置や場所の確保等、取り組むべきことが多くあります。
つまり外来機能の大幅な強化が必要だということです。

実現すればかなり意欲的な提案になると思いますが、現場も積極的にチャレンジして欲しいです。

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